2025年5月27日 / 最終更新日時 : 2025年6月10日 haekon 怪談 小泉八雲「怪談」の風景(その4最終回) ろくろ首 昭和時代までの見世物小屋では「ろくろ首」が「蛇女」や「蜘蛛娘」などとともに人気の出し物でした(第一阿房列車の風景その3・参照)。今回登場する妖怪はその「ろくろ首」です。「囘龍」という僧が甲斐の山中で野宿をしよう […]
2025年5月22日 / 最終更新日時 : 2025年6月10日 haekon 怪談 小泉八雲「怪談」の風景(その3) 雪女 木こりを生業とする巳之吉とその主人・茂作は、仕事帰りに大吹雪にあいます。家に帰るには渡し船で川を渡る必要がありましたが、悪天候のため船頭は引き上げてしまい、仕方なく二人はそこで夜を過ごすことになりました。そして、夜 […]
2025年5月21日 / 最終更新日時 : 2025年5月21日 haekon 怪談 小泉八雲「怪談」の風景(その2) 貉(むじな) その昔、紀伊国坂は「むじな」が出るという噂がある人通りの少ない場所でした。ある夜、商人が坂を上っていくと、道の縁で娘がひどく泣いています。心配になって声をかけると、振り向いた顔には目・鼻・口がありませんでし […]
2025年5月19日 / 最終更新日時 : 2025年6月10日 haekon 怪談 小泉八雲「怪談」の風景(その1) 耳なし芳一 「遠野物語(柳田国男)」は民俗学発祥の記念碑とされるのに対し(遠野物語の風景その1・参照)、それより前に出版された「怪談」は民俗学の草分け的な作品です。今回は「怪談」の代表的なお話「耳なし芳一」をとりあげます […]