2020年1月30日 / 最終更新日時 : 2020年1月30日 haekon 風の歌を聴け 村上春樹著「風の歌を聴け」の風景(その3) 三人目のガールフレンド エピソード1 この小説では3人のガールフレンドに触れられていますが最もページを割いている「三人目のガールフレンド」について印象的な場面をピックアップしてみます。「私が大学に入ったのは天の啓示を受け […]
2020年1月29日 / 最終更新日時 : 2020年1月30日 haekon 風の歌を聴け 村上春樹著「風の歌を聴け」の風景(その2) 「小指のない女の子」との出会い ある朝目覚めると知らない女が隣で裸で寝ていることに気付く「ぼく」。前日、ジェイズバーで酒を飲みすぎてトイレに倒れていた女性(小指のない女の子)を車で送りそのまま寝てしまったことを思い出しま […]
2020年1月28日 / 最終更新日時 : 2020年1月30日 haekon 風の歌を聴け 村上春樹著「風の歌を聴け」の風景(その1) 作品について この小説は毎年のようにノーベル文学賞候補になる村上春樹氏のデビュー作です。東京の学生である「ぼく」が帰省中の神戸で「鼠」なる相棒などと共に過ごす物語。20代最後の歳の「ぼく」が大学生時代(1970年)を回想 […]
2020年1月24日 / 最終更新日時 : 2020年1月24日 haekon 第一阿房列車 内田百閒著「第一阿房列車」の風景(その7最終回) 奥羽本線阿房列車(後章) 大荒沢駅にて 横手駅に到着した先生たちは黒沢尻駅(現在の北上駅)との間を走っていた横黒線に乗り込みます。当初は日帰りの往復電車旅を楽しむ予定でしたが雨がひどいこともあり、途中駅で引き返すことにし […]
2020年1月22日 / 最終更新日時 : 2020年1月22日 haekon 第一阿房列車 内田百閒著「第一阿房列車」の風景(その6) 奥羽本線阿房列車(前章) 浅虫温泉にて 浅虫温泉では温泉に入ってお酒を楽しんだ一行。次の日の朝は陸奥湾の景色が綺麗に見えます。海に浮かぶお椀形の「湯の島」が気になった先生は女中さんに色々な質問を投げかける場面が描かれてい […]
2020年1月21日 / 最終更新日時 : 2020年1月21日 haekon 第一阿房列車 内田百閒著「第一阿房列車」の風景(その5) 東北本線阿房列車 晩秋を迎え、百閒先生は東北に阿房列車を走らせることを思いつきます。同行するのはいつものヒマラヤ山系君。今回も2人の楽しいやり取りが続きます。 火鉢で一休み 先ずは福島で1泊。一行が宿泊したのは駅前の部屋 […]
2020年1月17日 / 最終更新日時 : 2020年1月17日 haekon 第一阿房列車 内田百閒著「第一阿房列車」の風景(その4) 鹿児島阿房列車(後章) おむすびで腹ごしらえ 鹿児島に到着した先生一行は昭和天皇も宿泊された立派な宿に向かいます。実際に先生たちが宿泊したのは「岩崎谷荘」なる高級旅館でしたが昭和時代に閉館。今はトンネルなどになっていて当 […]
2020年1月15日 / 最終更新日時 : 2020年1月15日 haekon 第一阿房列車 内田百閒著「第一阿房列車」の風景(その3) 鹿児島阿房列車(前章) 今回は初回の大阪よりも遠い鹿児島への阿房列車のお話。7・8日をかける計画で出発します。搭乗した列車は博多行きの急行筑紫号。品川駅を通過したあたりから水筒に入れてきたお酒で夕食の開始です。おかずは有 […]
2020年1月12日 / 最終更新日時 : 2020年1月12日 haekon 第一阿房列車 内田百閒著「第一阿房列車」の風景(その2) 区間阿房列車 前回(その1)の特別阿房列車は東京・大阪間の大掛かりな1泊旅行でした。次に 百閒(ひゃっけん)先生が楽しんだのは静岡近辺までの少しライトな旅。前回通らなかった御殿場線経由の旅を楽しもうという趣向です。下の写 […]
2020年1月7日 / 最終更新日時 : 2020年1月7日 haekon 第一阿房列車 内田百閒著「第一阿房列車」の風景(その1) はじめに 昭和の戦前から戦後にかけて活躍した内田百閒(ひゃっけん)氏の小説の風景を追っていきます。ユーモアあふれるテンポの良い語り口は現代人にも読みやすいと評判。特にこの「阿房列車」シリーズは百閒先生の趣味の一つである列 […]