2020年6月27日 / 最終更新日時 : 2023年3月30日 haekon 1973年のピンボール 村上春樹著「1973年のピンボール」の風景(その4) 再び「僕」の物語 双子との奇妙で平穏な生活を続ける「僕」。土曜日には朝の4時までバックギャモンをしていました。 配電盤の交換 日曜日の朝、僕の部屋をノックする音が聞こえます。「新聞の勧誘員以外に僕の部屋をノックする人間な […]
2020年6月22日 / 最終更新日時 : 2023年3月30日 haekon 1973年のピンボール 村上春樹著「1973年のピンボール」の風景(その3) 鼠の物語 この小説で鼠が初めて登場するの場所はジェイズバー。「風の歌を聴け」でも大学時代、夏休みに帰省した「僕」と毎日のようにビールを飲んでいたところです。 秋のジェイズバー 友人だった「僕」も就職してしまい夏に帰省する […]
2020年6月11日 / 最終更新日時 : 2023年3月30日 haekon 1973年のピンボール 村上春樹著「1973年のピンボール」の風景(その2) 双子との生活 ここでは「僕」の現在の状況や初回に登場した双子との日常をイメージしていきます。 渋谷の翻訳事務所 「僕」と友人の共同経営者は「渋谷から南平台に向う坂道にあるマンションを借りて、翻訳を専門とする小さな事務所を […]
2020年6月8日 / 最終更新日時 : 2023年3月30日 haekon 1973年のピンボール 村上春樹著「1973年のピンボール」の風景(その1) 双子の登場 村上氏のデビュー作「風の歌を聴け」の続編です。「風の歌を聴け」では主人公の「ぼく」は学生でしたがこの小説では翻訳の仕事をする共同経営者として描かれています。相棒の鼠も登場。しばらく一緒に暮らすことになる「双子 […]
2020年6月4日 / 最終更新日時 : 2023年3月25日 haekon 地の星 宮本輝著「地の星」の風景(その6最終回) 故郷を後に 和田茂十の選挙活動やダンスホールなどが順調に進んでいた熊吾の前に様々な困難が立ちはだかります。大阪にいる千代麿からは新たな事業向けの物件が見つかったとの連絡も!ここではネタバレを避けながら小説に登場する風景を […]
2020年6月2日 / 最終更新日時 : 2023年3月25日 haekon 地の星 宮本輝著「地の星」の風景(その5) 美空ひばりさん 熊吾の妹・タネは裁縫などの家事は苦手でしたがラジオから聞こえてくる歌謡曲については知識が豊富でよく房江にも話してくれました。当時はやっていた美空ひばりさんの話もその一つ。近所にある劇場が公演を依頼しにいっ […]