2020年6月27日 / 最終更新日時 : 2024年3月22日 haekon 1973年のピンボール 村上春樹「1973年のピンボール」の風景(その4) 再び「僕」の物語 「僕」は双子との奇妙ですが平穏な毎日を送っていました(1973年のピンボールの風景その2・参照)。そんなある日曜日の朝、「僕」の部屋のドアをノックする音が響きます。また、風邪で休んだため翻訳すべき書類が […]
2020年6月22日 / 最終更新日時 : 2024年3月19日 haekon 1973年のピンボール 村上春樹「1973年のピンボール」の風景(その3) 鼠の物語 「1973年のピンボール」のなかで「僕」と「鼠」の物語は並行で語られる形式になっています。「鼠」の物語は、前作「風の歌を聴け(・・・の風景その4・参照)」の主要な舞台となった「ジェイズ・バー」から始まります。今 […]
2020年6月11日 / 最終更新日時 : 2024年3月18日 haekon 1973年のピンボール 村上春樹「1973年のピンボール」の風景(その2) 双子との生活 前回(1973年のピンボールの風景・その1)は「僕」の大学時代の回想部分が中心でしたが、今回からは現在(1973年)のストーリーになります。「僕」が友人とともに立ち上げた翻訳事務所は受注が増え、順調に売り上 […]
2020年6月8日 / 最終更新日時 : 2024年3月27日 haekon 1973年のピンボール 村上春樹「1973年のピンボール」の風景(その1) 双子の登場 村上春樹氏のデビュー作「風の歌を聴け(・・・の風景その1・参照)」に続く長編で、相棒の「鼠」が登場する三部作の二作目です。「風の歌を聴け」では主人公の「僕」は学生でしたが、こちらでは翻訳事務所の共同経営者にな […]
2020年6月4日 / 最終更新日時 : 2023年3月25日 haekon 地の星 宮本輝著「地の星」の風景(その6最終回) 故郷を後に 和田茂十の選挙活動やダンスホールなどが順調に進んでいた熊吾の前に様々な困難が立ちはだかります。大阪にいる千代麿からは新たな事業向けの物件が見つかったとの連絡も!ここではネタバレを避けながら小説に登場する風景を […]
2020年6月2日 / 最終更新日時 : 2023年3月25日 haekon 地の星 宮本輝著「地の星」の風景(その5) 美空ひばりさん 熊吾の妹・タネは裁縫などの家事は苦手でしたがラジオから聞こえてくる歌謡曲については知識が豊富でよく房江にも話してくれました。当時はやっていた美空ひばりさんの話もその一つ。近所にある劇場が公演を依頼しにいっ […]