2025年10月8日 / 最終更新日時 : 2025年10月8日 haekon 神を助けた話 柳田国男「神を助けた話」の風景(15朝日長者・最終回) 朝日長者 「神を助けた話」の最終回は猿丸大夫(神を助けた話・会津の猿丸大夫・参照、同・日光の猿丸・参照)にゆかりのある朝日長者についてです。「朝日」は太陽崇拝に関連し、人や山、神の名前に全国に幅広く用いられてきました。一 […]
2025年10月6日 / 最終更新日時 : 2025年10月8日 haekon 神を助けた話 柳田国男「神を助けた話」の風景(14猿丸と小野氏) 猿丸と小野氏 蒲生氏(神を助けた話・蒲生氏の盛衰・参照)の故郷・日野周辺は木地師の里としても有名です。その昔、文徳天皇の第一皇子・惟喬親王がこちらで隠棲し、ろくろを用いた製造技術を広めました。その後、日野の木地師の一部は […]
2025年10月1日 / 最終更新日時 : 2025年10月8日 haekon 神を助けた話 柳田国男「神を助けた話」の風景(13蒲生氏の盛衰) 蒲生氏の盛衰 「神を助けた話」には大別すると三つの舞台があり、今回はその関係について推理しています。琵琶湖を中心とした関西エリアで有名な秀郷伝説ですが、なぜか日光周辺ではあまりなじみがないようです。そこには秀郷伝説を広め […]
2025年9月26日 / 最終更新日時 : 2025年10月8日 haekon 神を助けた話 柳田国男「神を助けた話」の風景(12三井寺の釣鐘) 三井寺の釣鐘 三井寺にある「弁慶鐘」は俵藤太が龍宮から持ち帰り、寺に寄進したと伝わっています(神を助けた話の風景・田原藤太・参照)。ところが「古事談」という古い書物にはこちらの話と類似した物語が記されているとのこと!主人 […]
2025年9月25日 / 最終更新日時 : 2025年10月8日 haekon 神を助けた話 柳田国男「神を助けた話」の風景(11龍太と龍次) 龍太と龍次 「龍太と龍次」は前回(神を助けた話の風景・田原藤太・参照)、俵藤太が龍宮でもらった宝の一つともいわれます。こちらは普通の宝物と違って、主人が思っただけで用を足してくれる便利な童子でした。大蛇(龍)の子だけに水 […]
2025年9月22日 / 最終更新日時 : 2025年10月8日 haekon 神を助けた話 柳田国男「神を助けた話」の風景(10田原藤太) 田原藤太 田原藤太秀郷は平将門の乱を平定し下野国(栃木県)の国司や鎮守府将軍の地位を得た「武士のルーツ」ともいわれる人物です。そして、蛇に頼まれて蜈蚣と戦うという二荒山・赤城山の争い(神を助けた話の風景・蛇と蜈蚣・参照) […]
2025年9月18日 / 最終更新日時 : 2025年10月8日 haekon 神を助けた話 柳田国男「神を助けた話」の風景(9蛇と蜈蚣) 蛇と蜈蚣 今回は二荒山と赤城山がそれぞれ蛇と蜈蚣(ムカデ)に化けて戦うという荒唐無稽なストーリー(神を助けた話の風景・日光山の猿丸・参照)の起源についてのお話です。そもそも蜈蚣が山神(赤城山)と関連付けられた理由は?また […]
2025年9月16日 / 最終更新日時 : 2025年10月8日 haekon 神を助けた話 柳田国男「神を助けた話」の風景(8卍字と錫杖) 卍字と錫杖 卍字・錫杖は岩木山にいた「二頭の鬼神」と伝わりますが、柳田氏は「磐次磐三郎(神を助けた話の風景・磐次磐三郎・参照)」伝説と関連付けて、「卍字=萬字(磐次)」、「錫杖」は「萬三郎」の別名と推測しています。また、 […]
2025年9月10日 / 最終更新日時 : 2025年10月8日 haekon 神を助けた話 柳田国男「神を助けた話」の風景(6山立由来記) 山立由来記 「山立」とは狩人や猟師のことで、その由来を記した秘伝書「山立由来記」は場所に関係なく狩猟ができる免状のようなものでした。今回、主役となるのは狩の達人でマタギの祖ともされる「磐次磐三郎(神を助けた話の風景・磐次 […]
2025年9月8日 / 最終更新日時 : 2025年10月8日 haekon 神を助けた話 柳田国男「神を助けた話」の風景(5阿津賀志山) 阿津賀志山 今回は猿丸大夫の子孫「温橿山式部次郎」(神を助けた話の風景・宇都宮の小野氏・参照)の名前にある「温橿山(阿津賀志山)」と猿丸との関係についてです。柳田国男は阿津賀志山での戦いの時に鎌倉軍・宇都宮朝綱の配下であ […]