2020年7月9日 / 最終更新日時 : 2024年3月27日 haekon 1973年のピンボール 村上春樹「1973年のピンボール」の風景(その6最終回) 再び鼠そしてスペース・シップの行方 女との関係を続けながらも孤独を感じる鼠(1973年のピンボールの風景その3・参照)。そしてピンボール台・スペース・シップに取りつかれてしまった「僕」(1973年のピンボールの風景その5 […]
2020年7月5日 / 最終更新日時 : 2024年3月26日 haekon 1973年のピンボール 村上春樹「1973年のピンボール」の風景(その5) 配電盤のお葬式&ピンボールの捜索 今回からはこちらの小説のタイトルにある「ピンボール」が本格的に登場します。1970年ごろ「僕」は渋谷のゲームセンターで「スペース・シップ」というピンボールに夢中になりますが、翌年 […]
2020年6月27日 / 最終更新日時 : 2024年3月22日 haekon 1973年のピンボール 村上春樹「1973年のピンボール」の風景(その4) 再び「僕」の物語 「僕」は双子との奇妙ですが平穏な毎日を送っていました(1973年のピンボールの風景その2・参照)。そんなある日曜日の朝、「僕」の部屋のドアをノックする音が響きます。また、風邪で休んだため翻訳すべき書類が […]
2020年6月22日 / 最終更新日時 : 2024年3月19日 haekon 1973年のピンボール 村上春樹「1973年のピンボール」の風景(その3) 鼠の物語 「1973年のピンボール」のなかで「僕」と「鼠」の物語は並行で語られる形式になっています。「鼠」の物語は、前作「風の歌を聴け(・・・の風景その4・参照)」の主要な舞台となった「ジェイズ・バー」から始まります。今 […]
2020年6月11日 / 最終更新日時 : 2024年3月18日 haekon 1973年のピンボール 村上春樹「1973年のピンボール」の風景(その2) 双子との生活 前回(1973年のピンボールの風景・その1)は「僕」の大学時代の回想部分が中心でしたが、今回からは現在(1973年)のストーリーになります。「僕」が友人とともに立ち上げた翻訳事務所は受注が増え、順調に売り上 […]
2020年6月8日 / 最終更新日時 : 2024年3月27日 haekon 1973年のピンボール 村上春樹「1973年のピンボール」の風景(その1) 双子の登場 村上春樹氏のデビュー作「風の歌を聴け(・・・の風景その1・参照)」に続く長編で、相棒の「鼠」が登場する三部作の二作目です。「風の歌を聴け」では主人公の「僕」は学生でしたが、こちらでは翻訳事務所の共同経営者にな […]